井の中の蛙

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民団と総連の和合について

Filed under: — kosho @ 2:53 am
民団と総連が歴史的な和解をしたというのをご存知の方も多いと思われます。
しかし、物事を冷静に見ることのできない人たちたちによって、この和解の意味が悪い方向に転化されようとしています。
櫻井よしこという極右ジャーナリストから、日本の全国紙まで、ほとんどのメディアがこの和解の持つ意味を曲解しているわけです。
この和解のもつ意味において非常に重要なことは、今回、民団の団長選挙で朴チョンヒの維新政権の流れを汲む人間ではなく、韓国の民主化闘争の流れを汲む人が当選したということ、民団内の民主化の第一歩を踏み出したということだと思います。その結果、今回の和合がなされたというのが最大の要因のひとつです。
それを、北朝鮮の陰謀のように伝える人がいるということに、悪意を感じます。
朝鮮問題、在日問題は本当に難しい。
しかし、それを真剣に、真摯に考えなくては「日本」の未来は暗く閉ざされたままです。
来るべき東アジア共同体形成のために、まずは歴史を冷静に見る視点を養いたいと思います。

民族日報事件と在日

Filed under: — kosho @ 9:15 am

先日12月17日、民族日報事件によって死刑に処せられたチョ・ヨンス氏の追悼に行ってきました。民族日報事件を簡単に説明しますと、この事件は韓国の5・16軍事クーデター直後の革新勢力に対する一斉検挙のなかで、民族日報社の幹部が軍事政権の「革命裁判部」により重刑に処せられた事件です。民族日報は1961年1月に創設され、進歩的な論調で人気を博していましたが、軍事政権によって「特殊犯罪処罰に関する特別法」を適用され、幹部三人が死刑判決を受け、そのうちチョ・ヨンス一人に死刑が執行されました。
この事件がなぜ在日に関係あるかと私が考えたかといえば、チョ・ヨンスは日本に長期間滞在しており、その際に私の知り合いと生活をともにしていたということがあります。そこで現在、日本の韓学同出身の人々が中心となり「民族日報連帯フォーラム」という組織が活動しております。私もそこに参加しているのですが、在日朝鮮人が韓国史の真相究明と民主化にどのように関わっているのか、それを具体的な活動を通して見ることができます。最近、在日朝鮮人史と朝鮮半島の歴史とのかかわりを掘り出す作業が以前よりも盛んになっていると思われますが、それもその一環として見ることができます。そして在日による主体的な現在進行形の活動としても非常に興味深いことだと思います。
現在、私自身、この事件と在日のかかわりについて整理ができていないため詳しいことはお伝えできませんが、このような歴史的な局面があり、それを知ることができた体験として重要だと考え、報告させていただきました。

こんにちは!

Filed under: — kosho @ 3:57 am

みなさん、こんにちは。
興正(Kosho)といいます。
これからよろしくお願いします。
東京都立大学で文化人類学(cultural anthropology)を勉強しています。
今は、ソウル大学のLanguage Instituteで韓国語を勉強しています。
関心は、韓国現代史(特に70年代のパクチョンヒ政権)と在日朝鮮人の関係です。
オーラルヒストリーをもとに、dissertationを書きたいと思っています。
同時に、日本のナショナリズムや植民地研究にも興味がありますので、ぜひ皆さんの鋭い意見を聞きたいと思っています。
英語を使うときは、僕はnative speakerではないので、すこしおかしな表現になることがあるかもしれませんが、お許しください。
一週間前に、済州島4.3事件を勉強するキャンプに行ってきました。主催者のなかには、パクチョンヒ政権のときに逮捕され、19年間獄中にいた徐勝先生もいました。韓国民主化闘争の英雄だけに、いろいろと話を聞かせてもらいたいといつも思っているのですが、マイペースな方なのでなかなか難しいです(笑)。
とにかく、このようなすばらしいコミュニティーに参加できて幸せです。よろしくおねがいします。

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